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ワンポイントコラム

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探訪!テニス人
探訪!テニス人 vol.2:佐藤芳香さん

女子ダブルスの頂点を極めて
さらに高みを目指す
頭脳派プレーヤー

それぞれのスタイルでテニスを楽しんでいる"テニス人"を訪ねるこのコーナー、今回はテニスコーチの佐藤芳香さんをご紹介します。これまでに2016年全日本ベテラン選手権(50歳以上女子ダブルス)など数々の全日本タイトルを手にしてきました。その佐藤さんに、競技者として、そしてコーチとして、テニス上達の秘訣をうかがってきました。

佐藤さんは大学入学後、体育会テニス部に入部してテニスを始めました。大学卒業後は大手スポーツクラブに就職してテニススクールのコーチとして指導者の道を歩み始めます。その佐藤さんが自分のテニスを上達させる上で役立ったのは、所属するスクールの支配人の言葉だったと言います。「コーチは、クロスに打って、とよく言うけれど、クロスに打とうとしても打てない生徒もいる。それはボールがクロスに飛ばない動き方をしているから。その生徒の体の使い方とか打点とかをちゃんと見てあげなさい、と教えられました。それから生徒の見方も変わり、自分のテニスにもとても参考になりました」。

有川よし子さん
佐藤さんは現在、神奈川県藤沢市にてプライベートレッスンを中心に活動中

その後、佐藤さんはテニスコーチを続けながら競技者としても練習を積み、20代後半には全国レディース大会の神奈川県代表として活躍するなど、ダブルスプレーヤーとして実力をつけていきます。佐藤さんは、シングルスよりダブルスが好きだと言います。「シングルスは自由でいいですけど、さみしいかな(笑)。一人で会場まで行くということに慣れなくて、やっぱり誰かと一緒がいい。二人でプレーできるし、私はどちらかというと作り屋なので、カバーして(チャンスを)作って(パートナーに)決めてもらって、ありがとね、と。そういうのが好きなんです。(作るというのは?)たとえば、短い、長いとか、緩い、速いとかの変化をつけていくと、相手が嫌がるボールが分かってきますから、そこにボールを集めていきます。また、相手が得意としているコースに、あえてガンと強いボールで押していくと、相手は押されたと感じた途端にストレートに逃げたりするので、そこをパートナーに決めてもらうとかですね」

有川よし子さん
「ダブルスなら一緒に会場に行けるし、二人でプレーできる。やっぱりシングルスよりダブルスが好き」(佐藤さん)

ダブルスではバックサイドでプレーすることが多いという佐藤さん。「フォアの順クロスが苦手で、どうしても相手前衛を避けることができなくて、ストレートに逃げるしかなくなってしまう。私のパートナーはストロークがガンガン打てるので彼女にフォアサイドは任せて、私は(バックサイドで)スルって逃げるほうです(笑)」。そんな佐藤さんに試合で勝つために大切なことをうかがうと「何か一つ武器を持つこと」だと教えてくれました。「得意なショット、自分が好きなショットでもいいです。ここに打てば相手は苦しいだろう、というところに打てる武器を一つ作ること。私の場合はフォアハンドの回り込みの逆クロスです。逆クロスに打てば、次はセンターが空いてくる。そこから展開して前へも行ける。前に出れば今度はボレーで戦える。そういう武器を二つ作り、三つ作ればもっと強くなれます」。

有川よし子さん
「フォアで回り込んで逆クロスに打つショットが好き」(佐藤さん)

佐藤さんは30代以降も女子ダブルスで全国トップレベルの活躍を続け、40歳を過ぎてからは全日本クラスの大会(年齢別)に挑戦。全日本グラスコートベテラン選手権や毎日選手権、全日本ベテラン選手権など数々のタイトルを手にしています。そして競技者として活躍する一方で、テニスコーチとして多くのテニス愛好者を上達に導いてきました。テニスコーチとしての佐藤さんに質問をしてみました。「同じレッスンを受けても、順調に上達していく生徒と伸び悩む生徒がいます。テニスが短期間でうまくなる人の共通点はありますか?」。この質問に対して佐藤さんは「意識の高さ」を感じると答えてくれました。「たとえば、レッスンの時に、ラケットをもっと下げてみて、とアドバイスしたとします。どんどん上達していく人は、次回に会った時もそこを意識してやろうとしています。うまくできなくてもやろうとしていることが大切なんですね。一方、伸び悩む人は元に戻っている。ラリーになると忘れちゃうとか言いますが、やらない(意識しない)のと、やろうとしてもできないのは違いますね。その意識の差が、最終的に上達するかそうでないかの差なのかな、と感じます」

有川よし子さん
「苦労して決めるのではなく、簡単にそこに持って行けるようになるのが目標」(佐藤さん)

「テニスが簡単と思えるようになりたい。それが私の目標です」と言う佐藤さん。「ドライブにしろスライスにしろ、バックにしろボレーにしろ、狙ったところに自分の思った速さで打てるようになりたい。テニスがうまい人は簡単そうにそこに打っているし、実際に簡単なんだろうなと思う。私自身、簡単だな、と思える瞬間もあります。フォア系は簡単の部類にだいぶ近づいてきたけど、バックハンドストロークなんか全然わからないという時もある。バックのハイボレーとか、なんでここで力が入らないのかと、自分が未知の世界がまだあるので、そこが簡単に打てるようになりたいです」。究極のテニスを目指し、佐藤さんのテニス人生はこれからも続きます。

2018年12月26日 文/岡田洋介

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